「あっつ”ーーーい!!」
今年も、暑い夏がやってきましたね!
暑さをしのぐために、水分補給や冷たい食べ物を、
皆さん、召し上がっているかと思います。
よく冷えたスイカなんて、最高ですよね(#^.^#)
ただ、今回はそういった直接冷えている食べ物ではなく、
食べることで、体を冷やす働きのある、食品をご紹介したいと思います。
実は、食べ物から涼を求めることって、
日本人は昔からやってきたことなんですよね。
栄養もしっかり補給出来て、毎日行う食事なので、
家計への負担も少ないですし。
これは、知らなきゃ損ですね(# ̄v ̄#)ニヤリ
そこで今回は、暑さ対策を食べ物で!
こちらを、一緒に見てみましょう。
体を冷やす食べ物ってどんな食品?
それでは、暑さ対策にオススメの食べ物って、
どんな食品なのでしょうか?
それは、陰性食品です。
東洋医学やマクロビオティックの考えには、
食品には陽性食品と陰性食品があるとされていて、
それぞれ、体を温める働きと冷やす働きがあります。
最近、冷え性対策で、注目されていたりしますよね。
真夏は、この体を冷やす働きのある、陰性食品を献立に取り入れることで、
暑さ対策を行いましょう、というわけです^^
じゃあ、何が陰性食品なの?と考えた時に、
わかりやすい見分け方がありますので、次で見てみましょう。
陰性食品とは?見分け方のポイント2つ!
簡単な見分け方としては、色が白っぽいものは、
陰性食品が多いです。
ざっくりすぎるでしょうか?
でも、だいたいそうなっていて、調べてみると驚きます。
うどんとそばだったら、うどんが陰性食品ですし、
玄米は陽性でも陰性でもない※中庸(ちゅうよう)なのに、白米は陰性です。
同じく全粒粉のパンが陽性で、精白された普通の食パンが、
陰性食品になります。
豆乳や牛乳も陰性ですし、
白ワインと赤ワインも同様で、白ワインが陰性です^^
野菜の根菜類は、多くが中庸か陽性食品なのに、
大根は陰性です(笑)
次の見分け方として、夏が旬の野菜や果物です。
または、南方(東南アジアやアフリカなど)原産の
野菜や果物(多くは夏が旬のもの)は、陰性食品が多いです。
でもどうして?そんな疑問が湧きますよね?
なぜなら、暑い地域では人間は昔から、体温の調節を
食べ物でも行ってきました。
(今回の記事のテーマですね)
住居や衣服だけで暑さを防ぐのではなく、
少しでも体を冷やす働きを、食べ物にも求めたのですね。
人間の知恵です(# ̄v ̄#)
そのため、長い歴史の中で栽培されて、現在も残っている、
南方原産の食べ物(植物)には、体を冷やす陰性食品が多い、というわけです。
これが東南アジアやアフリカなど、暑い地域で摂れる、
野菜や果物などの植物には、体を冷やす食材が多い、という理由に繋がります。
そして、それらの多くは、日本で栽培すると、
日本の夏が旬になる(原産地に近い気候だから)というわけですね。
陰性食品にはカリウムが多い
また、それらの南方産の野菜や果物=陰性食品には、
カリウムを豊富に含むものが多い、という共通点があります。
もちろん全てではないですが、多いというお話です。
このカリウムには、利尿作用があります。
体内から水分を出すということは、体温を下げる働きから、
こちらも東洋医学では、カリウムを豊富に含む陰性食品は体温を下げる、
と考えられています。
それでは、以上をふまえて、どういった野菜や果物が、
これらに該当するのか、次で見てみましょう。
体を冷やす働き!野菜と果物編
それでは、体を冷やす働きのある野菜類です。
- キュウリ、ナス、トマト、枝豆、ピーマン・ミョウガなどの夏野菜
夏に美味しい、旬の野菜達ですね。 - キャベツ
カリウムが豊富なだけでなく、同時にビタミンCをしっかり摂取できるキャベツ!
体内の代謝を高めてくれる働きもあるので、ダイエット効果も期待できますよ。 - レタス
95%が水分!THEダイエット食品ですが、カリウム、そして食物繊維を含んでいます。
利尿作用にも優れているレタスで体内洗浄を実感しながら、体内から涼を感じましょう。 - ほうれん草
貧血予防に効果的で、女性には欠かせない食材です^^
体内に鉄分を補給しながら、夏バテ予防ができ、なおかつ涼が実感できる積極的に取り入れたい食材です。 - スイカ
甘くて美味しい夏の定番!
続いて、体を冷やす働きのある果物類です。
- バナナ
カリウムを多く含む代表のような果物です。 - パイナップル・マンゴー・パパイヤ
夏!南方の果物!という印象ですね。こられはやはり陰性食品であり、体を冷やします。 - 梨
果物はあまり食べないけど、梨は好き!そんな方はぜひ梨から涼を感じてください。
梨の主成分は90%が水!これまたダイエット食材と言えます。
それでもしっかりカリウムを含んでいますので、涼しさを求めるならオススメの食材です。 - グレープフルーツ・オレンジ
かんきつ類も、多くは陰性食品です。 - リンゴ
リンゴは少し特殊かもしれません。体を温める作用も持っています。
暑い夏に体を温めるなんて無理!と思った方、その作用から体内の代謝活動が活発になり基礎代謝が高まり、何もせずとも脂肪燃焼効果が高まりますよ。
また、大事なカリウムもしっかり含まれていますので、温めながら涼を感じることもできます。 - キウイ
栄養豊富なキウイも、陰性食品です。
以上が、体を冷やす働きのある、野菜や果物でした。
一部違いますが、多くは南国原産の植物ですね。
本当にうまくできています(#^.^#)
さいごに
暑さ対策の食べ物でした!
いかがでしたか?
食材から涼が実感出来れば、健康効果も高まりますし、
お金をかけずにすみます。
エアコンなどの、外からの涼は確かに心地良いですし、
ラクに涼を感じられます。
でも、そのせいで冷え症になってしまったり、
体調が悪くなってしまっては、本末転倒ですよね。
昔から続く、食べ物での暑さ対策、活用してみましょう!