「お歳暮とお中元って贈ってる~?」
以前、友人と飲んでいた時に聞かれました。
どうやら会社で、めでたく係長に出世したようですが、
管理職は、部長にお歳暮を贈る習慣があるようです。
「超面倒だけど、失礼にならないようにしないと!」
とぼやいていました(^_^;
確かに、仕事と関係ない部分で、良くない印象を
持たれても面白くありませんよね。
そこで!自称義理事の伝道師でもある?管理人が、
懇切丁寧に友人に教えたところ、無事に
お歳暮を贈ることができ、
部長さんからも、丁寧なお礼状が届いたそうです(#^.^#)
というわけで今回は、お歳暮とお中元を贈る時期や、
両者の違いを、ご紹介しますね!
お中元とお歳暮の違いは?
お歳暮とお中元の違いは、スバリ、
贈る時期です( ´∀`)
当たり前だろ!
と怒らないでくださいね(^^;
贈る品物や金額で、多少の違いもありますが、
基本的に、対人関係上での両者の違いは、時期的な違いです。
もう一つ、意味合いの違いとしては、
夏のお中元が、1年の折り返し地点でのお礼であること、
冬のお歳暮は、1年間お世話になったことを表す意味合いがあります。
そのため、お中元とお歳暮のどちらかにするなら、
お歳暮の方が良いでしょう。
お歳暮とお中元はいつ贈るの?
お中元を贈る時期は、
7月初旬から中旬までです。
その期間を過ぎてしまったら、7月中旬~立秋(8/7頃)までは、
表書きを「暑中御見舞」又は、「暑中御伺」として贈ります。
立秋以降は、「残暑御見舞」又は「残暑御伺」として贈りましょう。
また、基本的に、上記の日程で問題はないのですが、
関西以西の、旧盆の習慣がある地域では、
7月下旬~8月15日まではお中元、という場合もあります。
お歳暮を贈る時期は、
12月初旬から20日頃までです。
12月20日以降は、表書きを「御年賀」として贈ります。
では次で、何をどのくらいの金額で贈るのが良いのか、
確認してみましょう。
お歳暮やお中元には、何をどのくらいの金額で贈る?
いざ、お歳暮やお中元を贈ろうと思った時に、
何を贈るかけっこう迷いませんか?
迷った時は、こちらのおすすめ商品をご参考に^^
お中元には、季節がら冷たい飲み物や、
清涼感のある冷菓(水ようかん・ゼリーなど)が喜ばれます。
また、爽やかな果物(メロン・モモ・サクランボなど)も、
豪華でオススメですね。
一般的には、3,000円~10,000円くらいが相場です。
我が家では、ビール券をよく使いますよ^^
お歳暮には、ハム類などの食肉加工品は無難ですし、
年末年始なので、家族や親戚で食べられる高級牛肉や、
海産物(カニ・イクラ・数の子・フグ刺しなど)などが、喜ばれます。
カニ鍋などは、万が一ご本人が苦手でも、
ご家族が喜ばれる確立が非常に高いのでオススメです。
一般的な金額の相場は、3,000円~15,000円くらいです。
ややお歳暮の方が高くなる傾向がありますね。
また、お中元は贈らない場合でも、
お歳暮は贈る、というお歳暮重視の方が多いようです。
確かにウチもそういう年が、けっこうありますよ^^
次で、いただいた時の、お返しについても
確認しておきましょう。
いただいた場合のお返しは?
お中元やお歳暮をいただいた場合のお返しです。
きちんとしたお礼をする場合は、
お礼状を書くのが良いでしょう。
かなり親しい間柄の場合は、電話やメールでもOKです。
親しい間柄でも、こういったイベント事は、
きちんとした方が良い場合もあるので、
ここはケースバイケースですね。
先方さんに、「おっ!しっかりしてるな~」なんて
思われるチャンスです(#^.^#)
お礼状を出すタイミングは、できるだけ早く、
できれば当日か翌日には出すようにします。
また、品物をお返しで贈りたい場合は、
お歳暮にお歳暮で返すのではなく、少し遅らせて、
「寒中御見舞」などがオススメです。
お礼状の書き方!その内容は?
お礼状の構成の例も、一緒にのせておきますね。
お礼状のみの場合と、お返しの品物を
贈る場合の2パターンです^^
- ケース1)お礼状のみの場合
まずは、お礼状のみの場合です。
- 時候の挨拶
- 頂いたことへのお礼
- 頂いた品物への喜びを表す言葉
- 先方への体調を気づかう言葉
- 結びの言葉
- ケース2)お返しの品物を贈る場合
続いて、お返しの品物を、一緒に贈る場合です。
- 時候の挨拶
- 頂いたことへのお礼
- 頂いた品物への喜びを表す言葉
- 別便でお返しを送ることを伝える
- 先方への体調を気づかう言葉
- 結びの言葉
より丁寧にする場合は、拝啓と敬具も追加しましょう。
- 頭語(拝啓)
- 結語(敬具)
これで、お返しもバッチリですね(#^.^#)
おわりに
お歳暮とお中元の違いや、贈る時期のお話でした。
これで、スマートに、お歳暮やお中元を贈れますね!