夏休みの宿題の定番と言えば、ドリルに自由研究、
そして、読書感想文ですね!
ドリルは、ひたすら頑張れば終わりますし、
自由研究もテーマさえ決めれば、けっこう楽しんで
やれたりもします。
しかし、読書感想文は書き慣れないと、そうはいきません。
あらすじをつらつら書いて、最後に
「でもやっぱり面白かったです」で、終わりかねません( ̄▽ ̄)
先日、管理人の次女も、どうやって書けば良いのか
悩んでいました。
それもそのはず、実は小学校では、
あまり書き方を習わないようなんです。
つまり、書けなくて当たり前。
そこで今回は、最初はさっぱり書けなくて悩んでいた
管理人の次女も、読書感想文を書き上げることができた
小学生向けの書き方と手順をご紹介しますね。
それでは、いってみましょう^^
読書感想文の書き方!まずはこの手順
「何書いたらいいの?」「なんて書くの?」
「どの本読むの?」など、子供は分からない事がいっぱいです。
これらを解決しないと、読書感想文は書けないので、
以下の手順毎に、1つずつ見ていきましょう(#^.^#)
- 本を選ぶ
- 本を読む
- 読書感想文を書く
この3つの手順に沿って、読書感想文の
書き方をご紹介しますね。
書き方1:本を選ぶ
まずは、本を選びましょう。
自分が読んでみて、「面白い」「わくわくする」
「お友達にも読んでほしい」と感じる本を選びましょう。
この作業が、良い読書感想文を書くためには、
実はとても大切です。
適当に本を選ぶと、面白い本ならラッキーですが、
そうでなければ、楽しい読書感想文を書くことはできません。
感想文ではなく、あらすじばかりの読書感想文に
なってしまう可能性が高いのです。
自分の感想を書けるような本を選びましょう。
それに、後半でご紹介しますが、
本を選んだキッカケも、読書感想文の1つのキモです。
具体的には、まずは本の見返しなどにある
「あらすじ」を読んでみて、気になる本を数冊選んでください。
そして、本をパラパラめくってみましょう。
字の大きさや挿絵の雰囲気、表紙の絵などから1冊に絞ります。
続いては、実際に本を読みましょう。
書き方2:本を読む
本を選んだら、読書感想文を書くために本を読みます。
ここでのコツは、ただページをめくって読むだけでなく、
メモを取りながら本を読みましょう。
「面白い」「悲しい」「気になる」「感動した」
こういった部分などをメモしましょう。
どの部分が「おもしろい」部分で、「なぜ」面白かったのか、
「どのように」感じたのかを合わせてメモします。
メモがたくさんあると、読書感想文が
書きやすくなりますので、たくさんメモを作りましょう^^
最後は、感想文を書きます。
書き方3:感想文を書く
それでは、最後の作業、原稿用紙に
読書感想文を書きましょう。
本を読んだときに、メモを作りましたよね。
他にも、読んだあとで気になる事や書きたいことがあれば、
メモに書いていきましょう。
本を読んでいて疑問に思ったことも、もう一度よく考えて、
メモにしておきましょう。
全てのメモが出そろったら、
そのメモを印象の強い順に並べてみましょう。
いちばん伝えたい、書きたい部分が、
順番の前の方に来ますよね^^
実際に書く時に、この中から選んで書いていきます。
また、読書感想文の題名ですが、
題名でよくあるのが、「○○を読んで」ですが、
これではインパクトにかけますよね。
そこで、ちょっと工夫します。
例えば、主人公の人柄を題名に「臆病だけど優しい○○」や、
主人公と自分を比べて「○○な○○になりたい」など、
少し凝った題名を付けてみましょう。
それでは、読書感想文の具体的な書き方と構成について、
ご紹介しますね。
読書感想文の構成について
読書感想文は、以下の4つの構成で書きましょう。
- 書き出し
書き出しは、「本との出会い」や「読もうとしたきっかけ」を書きます。
本屋さんや図書館で「この本に決めた」時のきっかけと、その時に思ったことや感じたことを書きましょう。 - 本のあらすじ
あらすじは、「本全体の内容を簡潔に」書くことが大切です。
この部分では、感想を書かずに本の内容だけを簡単に短く書くことが重要です。ただし、全体をつらつら書くと、文章量が多くなりますので、短くまとめられない場合は、思い切ってあらすじを書かないというのもアリです。
- 感想
読書感想文の一番大切な部分です。
先ほど本を読んで、メモを取って書く順に並べましたね。そのメモをもとに、文章にしていくのです。
どの部分がどのように面白かったのか、感動したのか、悲しかったのか、強く印象に残ったものを詳しく書きましょう。また、主人公と自分を比べてみるのも面白いですね。
自分ならこうしていたはずの場面、どうして主人公はこんな行動をとったのだろう?と考えると、さらに内容の濃い読書感想文が書けますよ。 - まとめ
まとめでは、本を読んで最終的に得たもの、その本との出会いで今後の自分がどうなりたいか、などを書きましょう。
本を読んだことで得たものを今後、どのように生かすか、という事ですね。
例えば、「私もこれからは、主人公○○のように、友達を大切にできるようにしたいです。」など(#^.^#)
自分がどんな影響を受けたかを考えて、文章にするわけですね。
さいごに
小学生向けの読書感想文の書き方でした!
経験のある大人からすると「早く書いてしまえばいいのに~」
と思う読書感想文ですが、経験の少ない小学生には、
なかなか難しいものかもしれませんね。
お父さん、お母さんが上記のようなアドバイスをして、
宿題を終わらせるお手伝いをしてあげましょう。
素敵な読書感想文が書けますように!