全9回でご紹介している、PCの自作シリーズです(笑)
全部読めば初心者さんも、簡単に自作パソコンが作れちゃう!
をスローガンに書いています^^
前回(第2回)は、PCを自作する際の費用について、
ご紹介しましたね。
⇒「パソコンの自作費用!いくらかかる?安価PCから高性能PCまで」
今回からは、実際にパーツを取り付けていきますよ!
まずはPCに電気を供給する、電源ユニット(いわゆるコンセント)です。
ただ、この電源ユニットにはファンが付いているのですが、
ファンをPC内部に向けるべきか、下側に向けるべきか?
迷うことがあるんですよね~
そこで、電源の取り付け方法&向きについて、
その理由と一緒に、ご紹介しようと思います。
これで、電源の取付方法と取付向きについて、
もう迷うことはありませんよ(#^.^#)
では、いってみましょう!
電源ユニットを取り付ける向きは?
電源ユニットには、ファンが付いていますよね。
このファンが空気を取り込んで、電源を冷やす働きがあります。
そして、このファンですが、上向きにも下向きにも、
取りつけることが可能な場合があります。
この場合は、どっちの向きで取り付けるのが正しいのでしょうか?
これは、PCケースや他のパーツによって、変わります。
以前は、PCケースの上に設置するタイプが多かったのですが、
最近は、下に設置するPCケースが増えました。
新しい方のPCは、この写真の置き方だと、ファンは下を向いていますよね。
そして、その設置場所のケース底面部分には、
空気の通り道の、穴が開いています。
底面に穴が開いている場合は、ファンを下向きで取り付けると、
PCケースの外から、空気を取り入れることができます。
ただ、PCケースの足が、ゴム足などで短い場合、
十分な空気が取り込めないことがあるんです。
この昔のケースのように足が短いと、ホコリが侵入しやすくもなります。
では、この場合、上を向けるのが良いのでしょうか?
上を向けた場合は、PC内部の空間から、
冷やすための空気を取り入れることになります。
適切に内部で空気が循環しているなら、これはOKですが・・・
この場合の注意点は、
グラフィックボードが近くにあるか?です。
すぐ近くになければ問題ありません。
グラボが近すぎる場合、熱を発しやすいパーツでもあるので、
その熱をファンが取り入れてしまうため、注意が必要です。
<赤い矢印の場所だとNGで、青だとOK:左下が電源ユニット>
つまり、PCケースや、グラフィックボードの取り付け位置により、
電源の、最適な向きは変わります。
う~ん、けっこうややこしいですね(^_^;
でも、ご安心を。
次のような表を作成しました。
この表に合わせて、向きを決めてあげれば、
快適に使えますよ(#^.^#)
グラフィックボードが近い | グラフィックボードが近くにない | |
---|---|---|
PCケースの底面に穴あり(足が5ミリ以上) | ファンは下向き | ファンは下向き |
PCケースの底面に穴あり(足が5ミリ未満) | ファンは下向き | ファンは上向き |
PCケースの底面に穴なし | ファンは上向き(できる限りグラボは遠ざける) | ファンは上向き |
PCケースに電源を取り付ける
では、上記の向きをふまえて、実際に取付を行いましょう。
今回購入した電源は、500wのもので、
80PLUS認証※のスタンダードです。
450w以上を選んでおけば、安心ですね(#^.^#)
ごく一般的な価格帯の商品で、5,127円でした。
電源変換効率が80%以上の基準を満たした、省電力化プロジェクトの認定を受けた製品。
スタンダード⇒ブロンズ⇒シルバー⇒ゴールド⇒プラチナの順で効率が高い。
PCケースの背面です。
赤い枠の部分に、電源ユニットを設置します。
ケースの内部から見ると、この位置ですね。
今回取り付けるPCケースは、底面に穴が開いていて、
ケースの足も1センチ弱ありますので、電源ユニットは、
下向きに取り付けます。
取付は、PCケース又は電源ユニットに付属のネジで、
固定するだけなので、とても簡単です^^
無事に設置できました!
これでこのケースに、初めてのパーツが設置されました(#^.^#)
さいごに
第3回、PCケースへの、電源ユニットの取付でした。
意外と迷うことのある、取り付ける「向き」に
注目してみたのですが、いかがでしたか?
続いて次回、マザーボードへの取付を行いましょう!