全9回のPCの自作シリーズは、今回で4回目となります。
前回は、電源ユニットの向きに注目して、取付を行いました。
わかりやすく電源の取り付け方法を解説していますので、
良かったらこちらもご覧ください^^
さて今回は、マザーボードの取り付けです。
前回の電源ユニットと同様、とっても簡単な取付です。
ただ、注意したいこともあるんです。
それが、スペーサーを忘れずに取り付けてから、
マザボを取り付けましょう、です。
けっこう知らないと、忘れちゃいますからね(^^;
では、スペーサーとマザーボードを取り付けていきましょう!
スペーサーとは?役割は?
マザボを取り付ける手順です。
- PCケースにスペーサーを取り付ける
- PCケースにI/Oパネルを取り付ける
- スペーサーにマザーボードを取り付ける
簡単ですね(#^.^#)
まずは、マザボを取り付ける前に、
スペーサーを、先にPCケースに取り付けます。
ここで、スペーサーとは何か見ておきましょう。
こんな部品です。
スペーサーは、1センチもない金属の部品です。
PCケースとマザボを取り付ける際、直接取り付けずに、
間にスペーサーを挟んで取り付けます。
ではこのスペーサー、なぜ取り付けるのでしょうか?
それは、スペーサーを取り付けることで、
PCケースとマザボの間に、空間を作る役割があります。
ここで空間を作らずに、PCケースに直接取り付けてしまうと、
マザーボードの裏面の金属の小さな出っ張りが、PCケースに触れてしまいます。
その状態で通電すると、ショートしてしまう可能性があり、
故障の原因になってしまうため、スペーサーを挟みます。
では、実際に取り付けていきましょう!
PCケースにスペーサーを取り付ける
PCケースには、色々なメーカーのマザボに対応するため、
たくさんのネジ穴が開いています。
そのため、まずは仮置きして、
スペーサーの取り付け位置を確認しましょう。
今回私が取り付けるマザボのネジの位置は、この赤丸の6か所です。
マザーボードをそっとずらして、PCケースの
赤丸の部分に、スペーサーを取り付けます。
取り付けは、まずは手ではめますが、なかなか最後まで、
止めることができません。
そこで、このようなアタッチメントが、
PCケースに付属している場合があります。
アタッチメントが付属している場合は、プラスドライバーで
シッカリ止められるため、簡単です。
もし、アタッチメントが付属しない場合は、
ペンチなどを使いましょう。
裏面を見ることができる最近流行りのPCケースなら、
スペーサーがちゃんと取り付けられたかは、目で確認できますね^^
しっかり奥まで付いています。
こちらは↓、取付不足の例です。シッカリ回せていません。
マザーボードの取り付けの高さがガタガタになり、
故障の可能性につながりますので、ちゃんととめて揃えましょう。
でも、手の力だけでは、ここまでしか止まりませんでした。
なので、アタッチメントはかなり便利です(#^.^#)
では、スペーサーが付きましたので、
今後はマザーボードを取り付けていきましょう!
PCケースにマザーボードを取り付ける
まずは、マザボに付属している、I/Oパネルを、
PCケースにはめましょう。
パソコンの外側から、マザーボードに接続する、
入口(I/Oポート)のパネルですね。
ちょっとはまりにくい時もあるので、丁寧に少しずつ
手で押して、はめていきましょう。
続いて、先ほどセットしたスペーサーにマザボを取り付けます。
ちょっとI/Oパネルに押すような感じで、
IOパネルにマザボをピッタリと合わせます。
マザボを置いたら、ネジ止めしていくのですが、
ネジには、目で見た限り同じようなサイズの、
インチネジとミリネジがあります。
ネジの頭以外、大きさや太さが本当にそっくりなんです(笑)
でも、当たり前ですが微妙に違っていて、
マザボの取り付けには、ミリネジ(少し目が細かい)を使います。
どうやって見分けるの?ですが、
スペーサーに取り付けてみると、よくわかります。
インチネジですと、目が大きすぎて最後まで締まりませんし、
ミリネジですと、最後まで締めることが出来ます。
どっちがミリネジが判明したら、マザボに取り付けましょう。
取り付ける際は、まずは軽く仮止めしていって、
全部のネジが止まったら、対角線上に交互に締めていきましょう。
締め付けが、偏らないようにするためですね(#^.^#)
さいごに
PCケースへのスペーサーの取り付けと、マザボの取付でした!
簡単ではありますが、なぜかPCケースやマザボの説明書には、
説明が載っていないこともあるので、記事にしました^^
次回は、マザボにCPUとCPUクーラーを、
取り付けていきますね!