メモリって、「パソコン、最近遅くなったな~」と感じたら、
まず初めに増設や交換を考えるパーツです。
そこでパソコンの自作シリーズ第6回目(全9回)は、
メモリの取り付け(増設)方法です。
メモリをデュアルチャネルで取り付けて、
PCをサクサク動かしましょう(#^.^#)
取り付け方法はとても簡単で、注意することも少ないので、
お茶でも飲みつつ、気軽に読んでくださいね~
ちなみに、第5回はCPUの取り付けと注意点でした^^
良かったらご覧ください。
メモリの増設!取り付けする位置は?
<CFD W3U1600HQ-4G(DDR3 PC3-12800 4GB 2枚組)8,799円>
上記の写真は、今回取り付けるメモリです。
4GB×2枚=8GBなんですが、私がシステムエンジニアになりたての頃、
当時のプロジェクトのメインシステムが稼働する、数百万円する
最新サーバーのメモリが、4GBでした。
さらに当時の私が買った、25万円のパソコンは搭載メモリが64MB(笑)
良い時代になりましたね(#^.^#)
さて、それではメモリを取り付ける、
マザボのメモリスロットを、見てみましょう。
右上の黒とグレーの縦長のスロットが、メモリスロットです。
(マザーボードによって、色は変わります)
この部分にメモリを挿せば、それで完了です^^
超簡単ですが、軽く次の3つの注意点も見ておきましょう。
- 端子に触れないように端を持つ
- 静電気を放電させておく
- デュアルチャネルで取り付ける
1つ目は、どのパーツにも共通していえることですが、
端子部分は、触らないようにしましょう。
また、2つ目の、体に帯びた静電気も同じですね^^
3つ目は、メモリを挿すスロットです。
どこに挿しても動作はするんですが、パソコンを、
より速く動作させる挿し方があります。
それが、デュアルチャネル※です。
デュアルチャネルで取り付けるには?
最近のマザーボードは、デュアルチャネルで
設置しやすいよう、色分けされていますね^^
例えば、このマザーボードですと、黒のスロット同士、
グレーのスロット同士ですと、デュアルチャネルとして動作します。
これを、黒とグレーに1枚ずつ挿した場合は、
シングルチャネルとして動作します。
シングルチャネルでは動作しないとか、故障する、とかではなく、
せっかくの速度が出ずにもったいないよ!と、なります。
また、デュアルチャネルは、
クロック数と、CL、容量が合っていれば、基本的にOKです。
ただ、安定して動作させるために、バルクメモリ※ではなく、
同じメーカー・容量のメモリを選んだ方が良いでしょう。
これらをふまえて、実際に取り付けていきましょう!
メモリを取り付ける!
メモリスロット横の、ロック(レバー)を倒します。
メモリの切れ込み部分と、メモリスロットの、
凹み部分を合わせて、差し込みます。
挿し込む時は、けっこう力が必要ですので、両手でグッと押しましょう。
(写真はカメラを持っているので、片手で押しています)
メモリを、デュアルチャネルで設置しました。
とっても簡単でしたね!
このあとメモリを増設したくなったら、グレーの部分に、
メモリを追加すれば、OKです。
1枚挿せばシングルになってしまいますので、
次も、同じ容量のメモリを2枚挿すのがオススメです。
さいごに
メモリの取り付けと、デュアルチャネルについてでした!
私が初めてメモリを買った時は、
「相性が悪くて動作しなくても、返品交換は一切受け付けません!」
とお店で言われて、ビックリしたことを覚えています(^^;
普通、お店でモノを買う時に、そんな強気で
言われることって少ないじゃないですか。
他の商品とは違う習慣に戸惑ったことが、懐かしいです(#^.^#)
次回は、PC自作シリーズ第7回「SSDとHDDの取り付け」になりま~す。