訃報って、当然ながら突然届きますよね。
お葬式に参列する事になったら、ママはバタバタと準備に追われる事でしょう。
そんな時、ママが真っ先に思うのが「お葬式、子供に何着せて行こう!?」ではないでしょうか。
子供の普段着ってカラフルなものが多い傾向にあるので、喪服っぽいものなんて、持っている方は少ないのではないかと思います。
学校に制服があればいいのですが、ないところもありますよね。
特に、小学校では制服のないところが大半かと思います。
そこで今回は、お葬式の子供の服装についてご紹介しますね◎
学校の制服がある場合
学校の制服がある場合は、それを着ていきましょう。
制服が一番の正装にあたるので、制服のボトムスがチェック柄などでも問題ありません。
入学式や卒業式で着る通りにすればいいですよ(^^)
ただ、帽子は被らなくて構いません。
ブレザーを持っている場合
私服でも、ダークカラーのブレザーを持っている場合は、それを着用しましょう。
ブレザーの下は白のカッターシャツかブラウス、それに、ダークカラーで無地のズボンかスカートをはけば大丈夫です。
ワンピースを着ても良いですね。靴下・靴は黒で統一しましょう。
ブレザーを持っていない場合
私服でブレザーを持っていないという時は、基本的に黒・白でまとまっていれば、問題ありません。カーディガンを羽織っても良いですね。
ただし、白より黒の分量を多くしましょう。
また、トップスは襟付きのものが好ましいです。
靴下・靴は黒をはいてくださいね。
そんな服、一着もないよ!と言う方も、焦らなくて大丈夫です。
イオンなどの大型店に行くと結構取り扱っているので、当日に準備することも可能です(^^)
夏場の服装の注意点
夏は暑いですが、肌の露出は控えましょう。
上着を着ないで、モノトーンの1色の、半袖で襟付きのものを着ていればOKです。
男の子はネクタイをすると、なお良いですね。
靴下と靴も絶対なので、うっかりサンダルを履いたりしないように、気を付けてください。
冬場の服装の注意点
コートやジャンパーは、会場の外までは着ても構いません。
遅くても、中に入る前までには、脱いでおきましょう。マフラーや手袋も同様です。
また、毛皮や革製品(蛇革など)は要注意です。
冬場によく見かけるのは、フードに付いたファーですが・・・「殺生」をイメージさせるものなので、避けてくださいね。
靴・靴下はどんなものが良い?
上に、靴下・靴共に黒にしましょう、と書きましたが、黒一色のものを持っている方はあまりいないかもしれません。
革靴も、普段履かない子は全く縁がないですからね(^_^;)
そんな時にOKなものは、白・黒の単色スニーカー(装飾は少ない方がいいです)、モノトーンカラーのブーツ。
それから、濃紺やダークグレーの靴下です。
女の子でフリルの付いているものを持っている方もいると思いますが、沢山フリルが付いているものは、華やかに見えるので避けましょう。
ワンポイントの刺繍程度なら、気にしなくて大丈夫です。
これらを持っていない人は、後々に普段使いが出来そうなデザインのもので新調するのもオススメです。
ちなみに、我が家は黒一色のコンバースのハイカットを子供の人数分、揃えています。
普段も結構はいていますが、こまめに洗っていれば綺麗に黒を保てますよ(^^)
髪型はどうすればいい?
男の子でありがちなのは、寝癖がそのまま、ということ。フォーマルな場ですので、髪型はしっかり整えましょう。
髪の毛の長い女の子は、後ろでの一つ結びや、三つ編みなどのシンプルな髪形にするのがオススメです。
ゴムもダークカラーに変えるのを忘れないでくださいね。
赤ちゃんの服装は?
ここまでで、上の子の服の事はわかったけど、下の子は?と言うママ向けに。
赤ちゃんの服装も、黒・白・グレーが好ましいですが、なかなか売っていないと思います。
そんな時には、薄い水色やベージュでも問題ありません。
赤ちゃんは自分で体温調節もできないので、無理に服や靴を着せずに、その日の温度や体調に合わせて、葬儀中、快適に過ごせるようにしてあげましょう(^^)
ただ、赤ちゃんの月齢が低いようでしたら、葬儀の参加を見送るのも、ひとつの方法です。
どうしても参加する場合は、泣きやまない時やおむつ換えの時などにさっと会場から出られる様に、なるべく出入り口に近い端の席に座るといいですね。
抱っこひも・ベビーカー・マザーズバッグの使用は?
葬儀中の抱っこひも・ベビーカーの使用は、NGではありません。
1歳以下の赤ちゃんだと、片手で抱っこしたままお焼香するなんて危険すぎてできないですもんね。
ただし、色には少し注意しましょう。
黒・グレー・ベージュ・カーキなどのダークカラーや、アースカラーと呼ばれる色合いは問題ありませんが、それ以外の色は葬儀中の使用は避けた方が無難です。
マザーズバッグは、式場内に持って入らなければ多少カラフルでも構いません。
控室の隅に置いておいて、本当に必要なものだけ、黒や紺のサブバックに入れればOKです。
持っていない方は、紙袋でも代用可能ですが、黒・濃紺のトートバッグは持っていると、何かと使えるので一つ買っておくと便利ですよ(^^)
その他
夏休み、冬休みなどの長期休暇の間、女の子でネイルを楽しんでいる子もいるかと思います。
その場合も、ネイルは一旦オフするのが望ましいです。
また、子供はお化粧もしない方がいいです。
さいごに
ここまでお葬式の子供の服装についてご紹介してきましたが、実際に身内の不幸の場合、葬儀の準備に追われて、子供の服まで手が回らないことも多々あると思います。
毎年、子供は服のサイズが変わっていきますが、もしもの時にも対応できる、ダークカラーのシンプルデザインの洋服は一着持っていてもいいかもしれませんね。
普段も、ちょっとしたお出かけの時に着せれば、もったいない!なんてこともありません♪
ネットを見ると、手頃な値段で着回しのしやすそうなものが沢山あるので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
急な出来事にもパッと対応できるように、日ごろから準備しておくと、慌てることもないのでおススメです^^