自転車の法律が改正!注意するポイントを確認!

傘さして、自転車に乗ったらダメだよ!

今朝、子どもに注意しました。

今までも、片手運転はいけませんでしたが、
お巡りさんに注意されることは、まずありませんでした。

しかし、2015年6月1日に道路交通法が改正され、
自転車の取り締まりが強化されることになりました。

自転車事故※は、平成26年は東京都内で約1万4千件、
全国で約11万2千件もありました。

また、同じ平成26年で都内38人、全国で540人もの人が、
亡くなっています。

MEMO
※データ:警視庁 自転車事故の推移より

そこで、これはもう、きちんとした取り締まりが必要だ!
ということで、法改正が行われたわけですね。

ぶっ飛ばしている中学生とか、けっこう怖いですしね(^_^;

そのため、私たち大人だけでなく子供達にも、
この改正の内容を、知ってもらう必要があります。

でも、実際何がどうなるのか、曖昧な点が多かったので、
自転車に関する法律の改正について、きちんと整理しました。

それでは、気を付けたいポイントを、一緒に見ていきましょう!

自転車の禁止事項のまとめ!

止まれの標識

それでは、法改正で禁止※になった自転車の乗り方を、
ご紹介します。

MEMO
※今までも基本はダメでしたが甘い対応でした。

本当に、今までは道路の右側を通行するとか、
普通にやってしまっていたことが多くて、驚きました。

今後は気を付けます(^^;

  • 歩道を走ってはダメ?
    自転車は、歩道を走ってはいけません
    道路交通法上、自転車は「軽車両」という位置づけです。

    ですので、縁石やガードレールで分けられた歩道のある道路では、
    基本的には車道の左側を走らなければなりません。

    また、歩道のない道路の路側帯(白い線の内側)では、
    歩行者の邪魔をしてはいけないのです。

    しかし大人はまだしも、子供に車道を走らせるのは心配ですよね。

    でも、そこはご安心ください^^

    一定の条件を満たしていれば、歩道を走ることができます。

    • 「自転車通行可」か「普通自転車通行指定部分」の道路標示がある歩道を通るとき
    • 自転車の運転者が 13歳未満または70歳以上、または身体に障害がある場合
    • 安全のためにやむを得ない場合

    以上の事から、小学生以下は歩道を自転車で通行できます。

    注意
    歩道を走る時は、歩道内の車道側を徐行して通行し、歩行者の通行を邪魔してはいけません。
  • 道路の右側を通行する
  • スピード違反
  • 一時停止の標識(止まれ)で止まらずに走行
    車だけではありません。
  • 信号無視
  • 携帯電話を使用しながら自転車走行
    これ、女子高生がやっているのを、たまに見かけますが、見ていてヒヤヒヤします。
  • 音楽を聴きながら(イヤホンで聞いていても違反!)の自転車走行
    昔は普通にウォークマンを聞きながら、通学していました・・・
  • 一方通行で「自転車は除く」という条件が付いていない場合の逆走
  • 夜、ライトを付けずに走行
  • 2台以上の並走
    これもけっこう危ないですよね。
  • 傘差し運転
    今後はカッパを用意しましょう。
  • 二人乗り
    幼児専用の椅子がある場合、6歳未満の幼児を乗せるのは大丈夫です。
    また、幼児2人を同乗出来る基準を満たした自転車で、三人乗りをするのもOKです。
    ただし、運転者は16歳以上で、前に乗せるのは1歳から3歳、後ろは6歳未満という条件があります。
  • 安全運転義務違反
    この項目、よく分かりませんよね?
    簡単に言うと、警察官に「安全じゃない、危険」と判断されたら違反になります!

以上、法改正後は、きちんと気を付ける内容でした!

続いて、罰則についても見てみましょう。

違反した場合はどうなるの?罰則は?

警察官人形

「違反したら、 5万円以下の罰金!?」

最初は厳しいな!と思いましたが、
ワンクッションありました。

1回違反したからと言って、即座に罰金!
というわけではありません。

今回の改正では、違反の摘発や事故が、
3年間に2回以上あれば、安全講習の受講が義務付けられました。

ただし、対象年齢は14歳以上です。

そして、安全講習を受講しなければ
5万円以下の罰金が科せられることになりました。

安全講習では、手数料として 5,700円が徴収され、
3時間の講習を受けた後、最後にテストを受ける必要があります。

ワンクッションとは言いましたが、
今までと比べると、大きな負担になりますね。

しかし、このような改正に至ったのは、先ほどご紹介したような、
自転車事故の急増が背景にあるのです。

自分や身内が、被害者はもちろん、
加害者にもならないように、気を付けなければいけませんね!

次は、備えあれば憂いなし!の自転車保険です。

自転車保険に入っておくのもオススメ

サイクリング

自分も子供も、加害者にならないという
保証はどこにもありませんよね。

そこで、最近よく耳にする、「自転車保険」への加入です。

自分や子どもか、相手にケガを負わせてしまった場合に、
賠償金がおりる保険です。

自転車には、自動車の「自賠責保険」のような
公的な保険は何もありません。

現状、自転車向け保険としては「交通事故傷害保険」と
個人賠償責任保険」がセットになっているものが多いです。

自転車保険では、賠償額の上限により、年間保険料は異なりますが、
賠償額の上限が1億円でも、年間保険料は 5,000円程度です。

それほど大きな負担には、ならないかな?という印象です^^

もし、事故をすると相手方の負傷状態によっては、
1億円近くの賠償額が命じられたケースも、実際にありましたので、
万が一のために加入することをお勧めします。

さいごに

自転車の法律改正についてでした!

ついついやってしまうような行動もありますが、摘発されるときは、ほんの数分の走行でも摘発されます。

お互いに気を付けましょうね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です