子供にせがまれて、室内犬を飼う事を家族会議で決定!というご家庭、多いのではないでしょうか。
犬を飼うことが決まれば、お子さんはきっと大喜びする事でしょう。
私も無類の犬好き人間なので、気持ちはよく分かります^^
飼うとなると大変な事もありますが、愛情をたっぷり注いでお世話をすると、不思議な事に飼い主の言っている事が理解できるようになる犬も沢山います。
そのため、食事の場所や時間、トイレ、待てなどの行動を、飼い主の言葉を認識して覚える事が出来るのです。
子犬の時から飼うと、しつけもしやすいですしね。
子供だけでのお留守番の時も、犬がいれば寂しくないし、怖くないし、番犬になることも期待でき、なくてはならない愛すべき相棒になること間違いなしです♪
ペットショップには、目移りするほど可愛らしい犬たちがいっぱいですが、初めて犬を飼う時は、どんな犬種がいいのでしょうか?
好みもあるでしょうが、今回は、私が飼いやすい・可愛い・お利口さんだと思う、室内犬で飼いやすい犬ランキングをご紹介したいと思います。
5位 フレンチブルドック
フレンチブルドックはとっても愛嬌のある顔立ちで、癒されること間違いなしです(*´▽`*)
意外かもしれませんが運動神経は抜群、とても温厚で優しく、攻撃性はとても弱い傾向があります。おちゃめな性格で、よくテレビ番組などに登場して、たくさんの人に愛されています。
頭も良く、飼い主の言う事をよく聞きます。
飼い主が自分のリーダーだという事をちゃんと理解しているので、その関係を崩さないためにも、叱る時はきちんと叱りましょう。
「ダメ」、「待て」などの、我慢をさせる行動のしつけは、混乱させないためにも、家族で言葉を統一するといいですね。
- 頑固
少しワガママでもありますが、それもまた個性だと思いましょう。 - 気温の変化に弱い
皮膚が薄い犬種なので、気温の変化についていけません。
夏は早朝にお散歩をする、冬はセーターなどを着せてあげるなど、気をつけてあげてくださいね。
4位 ミニチュアピンシャー
ミニチュアピンシャーは、「ミニピン」と呼ばれ、幅広く愛されている犬種です。
外見がドーベルマンに似ていると言われていますが、その歴史はドーベルマンより古いという文献が残っています。
筋肉質で立った耳が特徴で、その毛並みは光沢があり、「綺麗」という言葉がぴったりのカッコいい犬です。
陽気で明るくて活発的、怖いもの知らずで勇ましい所もあります。
特にジャンプするのが好きなようで、得意気にして見せてくれることもあります。
信頼を得ると心を開いてくれ、頭も良く、理解能力が高い犬かもしれません。
また、飼い主を守るという意識が強いため、「飼い主の命令は絶対」という傾向があります。
- 気が強い
攻撃的なわけではありませんが、少々気が強かったりします。 - 他人には懐きにくい
飼い主には忠実ですが、他人には警戒心が強く、知り合いであってもなかなか懐く事は難しいかもしれません。 - あまりちやほやされるのが苦手
人にも自分にも厳しい犬と言えるでしょう。 - 寒さに弱い
お洋服を着せてあげるなど、寒さ対策をしてあげましょう。 - 爪と耳のお手入れは小まめに
- 思いっきり走らせることが大事
散歩の時には、ドックランや広場などに連れて行ってあげるといいですね。
3位 チワワ
チワワは、活発ですが、寂しがり屋で甘えん坊、飼い主にはとっても忠実な犬です。
友好的で、信頼する相手にはとことん甘えてくるので、目の中に入れても痛くないくらい可愛いです。
公認された中では世界最小の犬種ですが、勇気があります。
とっても敏捷(びんしょう)で、好奇心旺盛。
大げさ気味にいうと、手のひらに乗るほど小さいですが、私の経験上、見知らぬ人にはすぐに懐くことがないので、意外と番犬にもなるのではないかと思います。
物覚えもとても良く、しつけも楽に出来るので、手の掛らない犬種と言えるでしょう。
それでいて、神経はとても細やかで、自立心も強いので、べったり甘えたかと思ったら、自分の時間に浸ってみたり・・・。ツンデレがまた愛くるしいです。
- 小さい犬種だという事を忘れずに
最小の犬種ですから、足元にいることに気づかず、踏んづけてしまう事に注意です。実は私も経験済みだったりします・・・。 - 寒さより暑さに弱い
特に夏場の室内は、クーラーで適温を保ってあげましょう。 太りすぎないように注意
足腰が細いので、太りすぎると身体を支えきれなくなるので気をつけましょう。- 頭部の病気や事故にも注意
頭部の真ん中あたりを、そっと触ってみて下さい。子犬の時は、ペコ(泉門)といって骨のない部分があります。
普通はだんだん小さくなり最終的には閉じてしまうのですが、1cmくらい開いたままだったり、ふさがらない場合もあります。これは刺激を与えないようにすれば、問題はありません。
2位 トイ・マンチェスター・テリア
トイ・マンチェスター・テリアは、引き締まったスマートな体つき、長細く立った耳、ろうそく耳(ろうそくの炎のような形状)が特徴の非常に美しい犬です。
知的なことでとても有名で、子犬でも噛み癖がなく、小さな子供とも仲良くなりやすいのではないでしょうか。
お手入れが楽なので、特に初心者飼い主さんにはおススメかもしれません。
毛がビロードのようなので、濡らしたタオルで身体を拭いてあげると臭いも気にならない所もポイントですね。
小さく細い体ですが、とっても冷静で落ち着いているので、トイ・マンチェスター・テリアは番犬にも向いているのではないかと思います^^
ミニチュアピンシャーと似ていると思われがちですが、良く見ると少し違います。
均整のとれた体格、シャープなフォルムは芸術品のようで、明るく優しく元気いっぱい!少し臆病な所も、飼い主さんがいれば大丈夫ではないでしょうか。
運動量もやや少なめでOKです。
- 骨折しやすい
運動が大好きですが、足腰が細く、骨折しやすいので注意が必要です。 - 寂しがりや
ひとりで留守番をさせるとお部屋の破壊行為をする事があるので、小さい時から根気強くしつけをしましょう。甘やかしすぎはNGです。 - 暑さや寒さが苦手
季節に合わせて、お部屋の温度を一定(23℃くらい)にしてあげましょう。
1位 シーズー
シーズーは、白と茶色、または黒のブチが印象的な犬で、一般的なのか、はたまた都市伝説なのか、その色味が薄い子のほうが、穏やかな性格だと言われています。
人懐っこくて、とっても頭が良いです。思いやりを持ってお世話すれば、まるで飼い主の言葉を理解できているような錯覚さえ覚えます。
人間が大好きで、多頭飼い(複数の犬を飼う事)をしても、いじめられる事はあってもいじめる事はあまりないでしょう。
しつけも、トイレや自分の名前、お座り、お手、待てなど、すぐに覚えてしまいます。
名前を呼べば飛んできますし、忠犬といってもいいでしょう。
沢山の運動を必要としないので散歩も楽ですし、私の経験上、お出かけしても、その間にお部屋の中をイタズラすることもありません。
ブラッシングは大切ですが、抜け毛が少ないのも嬉しいポイントですね。
- 老化とともに心臓が弱くなる傾向がある
10歳を越えるころから心臓が弱くなる傾向があります。咳をしたら、心臓に何かあるかもしれません。
そんな時は念のため病院を受診して、必要ならお薬をもらって飲ませてあげましょう。激しい運動や、興奮するような事はNGです。
犬を迎える前に用意しておくものは?
さて。ここまで、飼いやすい室内犬についてご紹介してきましたが、犬を迎えるために必要なものも知っておいてくださいね^^
- ゲージ/約5000円~
50cm×50cm×100cm位の物、少し大きめを用意しておきましょう。
ジャンプして、飛び出さないように屋根のある物がベストです。 - 餌入れ/約400円~
プラスチックか陶器のものがおススメです。金属のものもありますが、餌に特有の臭いが移り、嫌がる子もいるので注意が必要です。 - 水入れ/約1500円~
ゲージに装着できるタイプか、循環式の置き型がおススメです。
衛生面で心配がないのと、いつでも新鮮なお水を飲むことができます。 - 餌
初めは、犬を購入した所で食べさせていたものを選ぶのが賢明です。
月齢が進むうちに好みが出てきたり飽きてしまう事もあり、食いつきが悪くなったら他の餌も試してみましょう。
餌は、賛否両論ありますが、歯垢が付きにくいのはドライタイプです。 - ペットシーツ
小型犬ですから、レギュラータイプで良いと思います。
トイレトレーに合わせて種類がいろいろありますが、そんなに分厚いものを選ばなくても、小まめに取り替える物なので通常タイプでOKですよ。
おやつなどは、後々に用意しても遅くありませんが、先に記載した物は飼う前に用意してから迎えてあげてくださいね。
また、最近はペット保険という物があります。
行きつけの獣医さんもおっしゃっていましたが、人間と違い、動物病院は保険がききません。自由診療といって、獣医さんが自由に診療代金を決めることが出来ます。
そのため、たまたま飛び込んだ動物病院で、とても高い診療代金を請求される事も稀ではありません。
もちろん、法律で決められている狂犬病の予防注射や混合ワクチン等には使えませんが、病気や事故などで病院に行く場合に保険を備えておくと、家計に優しいと思います。
もちろん保険に加入する・しないは自由ですが、保険料もそんなに高くはないので、ちょっと検討してみるのも良いかも知れませんね。
さいごに
室内犬の飼いやすい犬ランキングをご紹介しましたが、参考にして頂けましたか?
今回は、室内でも比較的飼いやすい犬をご紹介しましたが、ここでご紹介した犬種の他にも、可愛くてたまらない犬たちは沢山います。
犬も生き物ですから、飼い方次第で随分、性格等が変わってくることもあります。
乱暴に扱えばそのように育ちますし、優しく扱えばそれもまた同じで、優しい子に育つ傾向があるでしょう。
子育てと似ている所がありますね。
犬を飼う事で、お子さんにも愛情や思いやり、敬う気持ち、感謝の心などを育むことができるのではないかと思いますし、ぜひ、そうなって欲しいなと思います。
わんちゃんを迎えたら、ぜひ愛情をいっぱい注いであげて下さいね♪