カブトムシ幼虫の飼育方法!マットは腐葉土もOK!

夏といえば、カブトムシ!ですね^^

私も子どもの頃は、成虫を毎年飼育していて、産んだ幼虫も育てていました。

それはそれは、情熱を注いでいたものです( ´∀`)

そして大人になって、しばらく縁がなかったんですが・・・

なんと!

子どもがお友達のところから、カブトムシの幼虫をもらってきたんですね^^

おお~!懐かしい!!

とテンション上がりまくりで、いそいそと準備して、またカブトムシの幼虫を、飼育し始めました。

そこで今回は、「ちょっと飼い方、忘れちゃったな~」という、久しぶりに飼い始める同志のため、カブトムシの幼虫の飼育方法や、マットについて、ご紹介しますね!

カブトムシの幼虫が成長する流れ

カブトムシ
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まずは、カブトムシの幼虫の成長の流れを確認しておきましょう。

次のように、幼虫は成長します。

カブトムシの成長
  1. 8月~:卵から孵化、ちっちゃな1齢幼虫
  2. 9月~:2齢幼虫へ(丸まったサイズが2センチくらい)
  3. 10月~:3齢幼虫へ(かなり大きくて存在感あり)
  4. 11月~:冬眠(エサはほとんど食べなくなる)
  5. 3月後半~:冬眠から目覚める
  6. 6月~:さなぎに
  7. 7月~:羽化して成虫に!

こうしてみると、ほとんどの期間が幼虫ですね^^

そんなほとんどの期間を幼虫は、住まいとご飯でもある、飼育マットの中で過ごします。

そこで、飼育マットをメインに、飼育方法を、それぞれ次の通りに、ご紹介していきますね^^

  1. 飼育マットは何が良い?
  2. 幼虫好みのマットに変えるひと手間!
  3. 飼育マットの水分は?
  4. 飼育ケースは何が良い?
  5. カブトムシの幼虫の死因!以外に多い餓死に注意!?
  6. カブトムシの幼虫がさなぎになるために!

では、飼育マットについて、見ていきましょう!

飼育マットは何が良い?

飼育マットは、カブトムシの幼虫の住みかでもあり、エサでもある、とても大切なものですよね。

水分量も大事ですし、清潔さも大事です。

それはもう、ある意味小宇宙( ´∀`)

というわけで、飼育マットはどんなものが良いのでしょうか?

手軽に手に入るものとしては、専用のマット腐葉土ですね。私は、子どもの頃から、腐葉土派でした。

腐葉土

理由は、専用マットは高いから(^_^;

カブトムシの幼虫はかなりたくさん食べるので、ちょっとお高い専用マットよりも、ホームセンター園芸屋さんで、腐葉土を買ってきて使っていました。

注意
注意点として、腐葉土が消毒されていないか確認しましょう。消毒されているものは、カブトムシの幼虫には害があります。

また、10月頃になってくると、専用マットが売っていないこともあります。

そんな時も、どこのホームセンターでもたいてい置いてあるので、重宝しますよ^^

続いて、腐葉土を利用する時のワンポイントです。

幼虫好みに変えるひと手間!

腐葉土ですが、買ってきたそのままの状態だと、カブトムシの幼虫(幼虫が小さい内)には荒いんです。

腐葉土荒い

そこで、腐葉土にふるいをかけて、少し細かくしてあげます。

ふるいにかける

だいぶ、細かくなります^^

腐葉土ふるい後

これで、幼虫にとって、食べやすいサイズのエサになりました^^

ふるいをかけなくても、死んでしまったりはしませんが、ここでひと手間の愛情を注ぐことで、大きなカブトムシになる可能性がアップします^^

MEMO
カブトムシの成虫の大きさは、幼虫の時にエサをどれだけたくさん食べたか?にかかっていますので、食べやすいエサは大切ですね。成虫になった後は、サイズは変わりません。

全部やるのはけっこう大変なので、できる範囲でOKです。

続いて、飼育マットの水分です。

水分は?

乾燥すると良くないので、定期的に霧吹きで、シュッシュッと加湿してあげます。

水分の量は、軽く握って固まり、指でつつくと簡単に崩れるくらい。

そして加湿してあげたら、そのままではマットが固くなることがあるので、表面を軽く混ぜてほぐしてあげると、空気も含まれて、良いマットになります^^

では、どんな飼育ケースが良いのでしょうか?

こちらも見てみましょう!

飼育ケースは何が良い?

飼育ケースは、できるだけ大きなモノが良いです。

小さいと、幼虫同士がストレスで死んでしまうことがあります。

虫の王様って感じのカブトムシでも、子どもの時はけっこう繊細なんですね(#^.^#)

例えば、成虫を飼う時の、透明プラケースなら、横幅30センチくらいのもので、3、4匹程度。横幅40センチくらいなら、5、6匹がおすすめです。最初は、幼虫って小さいんですが、10月にもなると、それはそれは存在感が出てきますので(^^;

でもきっと、飼っていたカブトムシが産んだものなら、もっとたくさんいると思います。

かなりの数、産卵しますからね。

そんな時にオススメなのが、衣装ケースです。

置き場所が許す範囲で、できるだけ大きくて、深めのものが良いでしょう。

また、60センチ水槽もおすすめで、これなら、15~20匹くらい飼育することができますよ^^

MEMO
発砲スチロールは幼虫が食い破って、穴が開くことがあるのでやめましょう。

ちなみに置き場所は、冷暖房の入らない部屋にしましょう。

幼虫は、11月くらいから冬眠しますが、暖かいと「春が来たー!」と勘違いしちゃいますので(^^;

続いて、飼育マットで意外と多い、落とし穴です。

幼虫の死因!以外に多い餓死に注意!?

幼虫の死因の上位に餓死があります。

え?

周り全部エサなのに、なんで!?

と、子どもの時の私も思いました。

でも、カブトムシの幼虫は、かなり大食いです。

そのため、マットの表面のほとんどが、幼虫のふんになっていることもあります。

MEMO
ふんは、楕円形の平べったい形で色は黒いため、慣れないとパッと見は、土のように見えます

そのため、まだマットは大丈夫だな~

と思っていると、それはほとんどふんだった!

ということもありますので、さらさらした粒々(ふん)は、取り除いてあげて、マットや腐葉土を足してあげてください。

最後に、カブトムシの幼虫が、さなぎになる時のひと手間です。

幼虫がさなぎになるために!

カブトムシのさなぎ
Copyright © 2011 カブトムシの蛹化 by OKAMOTOAtusi

カブトムシの幼虫は、3月に冬眠から目覚めると、またモリモリ食べて、5~6月には、さなぎになる準備を始めます。

そのため、3月後半か4月前半に、さなぎを作りやすくするため、飼育マットに、ひと手間加えてあげます。

幼虫は、さなぎになるための部屋「蛹室」を作ります。

この時、飼育マットがフワフワだったりすると良い蛹室が作れず、土の表面に出てきたりします。

蛹室の部屋の壁を、内側から固めるために、ある程度の粘り気みたいなものが、必要なんだと思います。

そこで、飼育ケースの底10センチくらいのマットに赤玉土を混ぜてあげます。

赤玉土小粒

この時、赤玉土は粒が大きいので、袋の上から叩き粒子を細かくしてから、マットに半々くらい混ぜましょう。

赤玉土を混ぜて入れたら、加湿して少し上から押さえて固めておきます。

その上には、普通にマットや腐葉土を入れましょう^^

こうすると幼虫は、土やふんを使って、良い蛹室を作りますよ。

さいごに

カブトムシの幼虫の飼育のお話でした。

今回の記事が参考になって、立派な成虫になりますように!

こちらの腐葉土は、かなりの高評価でした!良かったらどうぞ~

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